【　認知症心理士　】

超高齢化の我が国では、約460万人（65歳以上の高齢者の約15%）が認知症を患っているとされ、今後もさらに認知症の人が増えると予想されます。認知症は、決して他人事ではなく、誰にでも起こりえる身近な病気です。ですが、認知症については誤解や偏見も多く、認知症の人もその身近な人も傷ついたり、疲れたりとしているのが現状です。それだけに、認知症とそのケアの方法を正しく理解し、認知症の人と共にお互いが安心して暮らせる街づくりが重要視されてきています。認知症心理士は、認知症の方の「心理」「特徴」「行動」のスキルを身に付けることで、介護施設などの職員が抱えるストレスを軽減させ、離職者を減らせることができるのも魅力のひとつです。「認知症にならない！」「認知症にさせない！」がこれからの時代の課題です。